できれば無添加の食品を家族には食べさせたいですよね。
福岡発祥の生協であるグリーンコープでは、安心安全な食品にこだわっており不要な添加物を使っていません。
この記事では、グリーンコープの商品がどのように無添加にこだわっているのかを商品ジャンルごとに詳しく解説します。
グリーンコープの商品で認められていない食品添加物
グリーンコープの商品はジャンルごとに認められていない食品添加物があります。グリーンコープガイドに掲載されていたものについてご紹介します。
発色剤不使用のハム・ソーセージ
市販のハムやソーセージには、多くの食品添加物が使用されています。
グリーンコープのハム・ソーセージは保存料・着色料・発色剤・アミノ酸系調味料不使用です。
発色剤を使っていないので、見た目の色は鮮やかではありませんが、安心安全ですよね。
市販で無添加のハムやソーセージはほとんど販売されていないですし、たまにあってもとても高額です。
私は、子どもたちも大好きなハムやソーセージはグリーンコープでしか買わないようにしています。
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練り製品はリン酸塩不使用
市販の練り物製品の多くは、すり身の変性防止や食感向上の目的でリン酸塩が使われることがあります。リン酸塩は摂取しすぎると、カルシウムを体外に排出して吸収を妨げてしまうと言われています。
グリーンコープの練り製品は、リン酸塩不使用で良質なすり身を使っています。
大豆食品は遺伝子組み換えでない国産
グリーンコープの大豆食品の原料の大豆は全て国産です。日本では、商業的に遺伝子組み換え技術による作物の栽培を認めていないため、国産であれば遺伝子組み換えではありません。
また、豆腐の凝固剤には、海水のミネラル豊富な「にがり」を使っています。
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化粧品に使われていない添加物
グリーンコープで取り扱っている化粧品では、以下の物質が不使用となっています。
- 石油系合成界面活性剤
- 鉱物油(流動パラフィン)
- タール系色素
- 環境ホルモン作用の疑いのある物質(パラベン、BHA、BHT、紫外線吸収剤など)
洗剤は合成界面活性剤不使用のせっけん
グリーンコープの商品は、洗濯・キッチン・お風呂など全ての洗う場面において「せっけん」の利用を提案しています。
市販の洗剤やシャンプーのほとんどに入っている合成界面活性剤は使用していません。
野菜・米は栽培内容が明らか
グリーンコープの野菜や米は、生産者と組合員が共に作り上げた無・減農薬が基本となっています。栽培内容がわかるように、それぞれの商品に対して、青果や果物は6段階、米は4段階のマークが付いています。
環境ホルモン、発ガン性の疑いのある農薬、生殖毒性・胎児毒性等が指摘されている農薬、グリホサートは使われていません。
また、ネオニコチノイド系農薬の使用状況についても明記されています。
日用品も安心安全
グリーンコープでは、出来るだけプラスチック類を取り扱わないようにしており、おもちゃに塩化ビニル不使用です。
ラップは環境ホルモン物質を含まない、無添加ラップで、ナプキンの表面材は肌に優しいコットン100%です。
グリーンコープは加工食品の三次元原料まで確認可能
食品添加物は商品の裏面を見れば確認できると思っていないでしょうか。残念ながら、記載されていない食品添加物は沢山あります。
例えば、ラスクの原材料を見てみてください。パン、油、砂糖と記載されている場合があります。「パン」の原材料は表記しなくて良いのです。ヨーグルトの原材料に「乳製品」と書かれていることもよくありますよね。
このように、商品に記載しなければいけないのは原材料までで、その原材料がどうやって作られているかはわからないのです。
グリーンコープは加工食品の三次原材料まで確認可能とHPに記載されています。
確認可能と言われても、どうやって知るの?と思い調べたところ、なんでも答えてくれるフリーダイヤルが存在するのです。
以下の窓口では、原材料の三次原材料まで答えてくれます。
試しに電話して新商品の「やさしいソーセージタイプ大豆ミート入」について聞いてみましたが、大豆ミートに含まれる食品添加物まで答えてくれました。
しかもフリーダイヤルって、これすごくないですか!!!※所属の地域を最後に聞かれたので、基本的には組合員向けのサービスかと思います。
グリーンコープの安全・安心の基準
グリーンコープの安心安全の基準がサイトに掲載されていたので引用してご紹介します。
グリーンコープでは取り扱う商品についてそれぞれの考え方や基準を設けており、それらの全てを商品仕様書と作物栽培契約書を通して取引先、生産者と「商品の契約」を行なっています。グリーンコープが取り扱っている商品は全て組合員の代表が運営する「商品検討委員会」で検討されており、ここでは商品仕様書と作物栽培契約書のすべてが公開されています。
また、このようにして検討された商品について、年に一度の監査と商品点検によって、商品の契約書である商品仕様書や作物栽培契約書の内容と相違がないかのチェックを行い、組合員に安心と安全をお届けできるようにしています。
食べものを選ぶことは家族や子ども達への責任と愛情表現の1つです。私たち組合員は信頼する生産者・メーカーと直接話し合って安心安全で納得できるものを作り上げてきました。家族や子ども達の健康(いのち)を預かる私たち組合員が、大切な人達に安心して食べさせられると思える基準がグリーンコープの安心安全の基準の原点です。
①産地直結で生産者と組合員の顔が見える関係で交流ができ、どんな人がどのように作っているのか分かるので安心です。
②国産・無農薬・減農薬にこだわり不要な添加物を使っていないので安心です。
③原料に何が入っているか明らかで、加工食品の三次元原料まで遡って確認することができるから安心です。
④乳牛や肉類は飼料までこだわっているので安心です。
⑤遺伝子組み換えや環境ホルモン、抗生物質など不安の残るものはできる限り排除しています。
⑥商品の残留放射線検査をしているので安心です。
⑦すべての情報が公開されているので安心です。
https://www.greencoop.or.jp/faq/faq-goods/
規制が変わって無添加表示ができなくなる?
グリーンコープの商品の多くは食品添加物が含まれていない無添加商品です。アミノ酸系調味料も使われていません。
しかし、グリーンコープのサイト等には「無添加」とはあまり記載されていません。
これは、法律の規制による制限があるためです。
令和4年の3月30日に消費者庁から発表された「食品添加物の不使用表示に関するガイドライン」により、今後「無添加」等の表示が規制されるようになります。
市販の商品ではまだまだ無添加表示等は見かけますが、令和6年3月末までの間に表示の見直しを行うことが求められています。
安易に無添加表示を謳うのを規制するための法律のようですが、グリーンコープのような生協が無添加と表記できなくなるのは、消費者にとっては逆にわかりにくくなるような気もします・・・。
まとめ:無添加食品にこだわるならグリーンコープがおすすめ!
グリーンコープでは食品添加物を出来るだけ使わないようにしており、使っている場合はそれを明記しています。
食品添加物が気になる方にはグリーンコープはとってもおすすめですよ!
また、今後は規制が変わって、無添加商品の見分けがつきにくくなる気がしています。
一つ一つ商品の添加物を確認するのは大変ですよね・・・。表示されていない食品添加物もあるので、パッケージを見ただけではわからない場合もあります。
どの商品を選べば良いかわからない!という方は特に、グリーンコープのような安心安全の宅配サービスを日常的に利用することをおすすめしますよ!