「長年主婦しかやってきていないけれど、家事や育児のスキルが活かせる仕事ってない?」
「家事と育児と仕事を両立させるにはどうすれば良い?」
「家事や育児は仕事じゃないの?」
などは、家事や育児をやり続けている主婦の方々の共通のお悩みではないでしょうか?
家事も育児も大変な仕事だと思います。長年主婦業を続けてきた方々には、家事や育児で身に付けたスキルが身についているはずです。
そこで、今回は、掃除や料理、育児など、主婦のスキルや経験を活かせる仕事について詳しくご紹介します。
こんにちは、民泊ホスト歴8年の2児の母atsukoです。私は掃除も料理も苦手ですが、ゲストの為に掃除をしたりもてなしたりするのは好きです。
仕事よりも大変な家事育児を続けている皆さんは、きっと色んなスキルが身についているはずですよ!
この記事が、やりたい仕事を見つけたり自分に自信を持てるようになったりするきっかけになれば嬉しいです。
家事(掃除や料理)や育児の経験を活かして働く方法
家事や育児ばかりやってきたから何も仕事は出来ないと思っている方は多いのではないでしょうか。
家事や育児の経験やスキルを活かせる仕事は意外と沢山ありますよ。
- 家政婦や家事代行サービスで働く
- 片付けのプロになる!
- ベビーシッターや保育士になる
- 民泊ホストになる
- 里親になる
それぞれご紹介しますね。
家政婦や家事代行サービスで働く
家事を仕事にするというと、一番に思い付くのは家政婦や家事代行サービスではないでしょうか。
家政婦がいる家庭は日本ではかなり少数派かと思いますが、家事代行サービスは近年どんどん普及してきています。テレビドラマでも話題になりましたよね。
短時間から働くことができ、基本的な家事ができれば特別な資格も不要なので、主婦のスキルが活かせるオススメの仕事です。
片付けのプロになる!
片付けが苦手な方って多いですよね。私もすごく苦手です。そんな片付けができない人の家に訪問して代わりに片付けをしたりアドバイスをする仕事があります。
整理収納アドバイザーやライフオーガナイザーなどの資格もあり、資格を持っていると短時間で高収入も目指せますよ!
ベビーシッターや保育士になる
家事だけではなく、育児の経験を仕事に繋げることもできます。
幼稚園の場合は大学や短大での養成課程が必要になりますが、養成施設以外の大学や短大出身であっても保育士試験に合格すると保育士の資格を取ることができます。
また、保育園であっても保育補助であれば無資格でも働けますし、ベビーシッターとして働く場合も資格は必須ではありません。
育児の経験が直接的に活かせますし、需要も多いため、子どもが好きな人にはおすすめの仕事です。
民泊ホストになる
私は子どもが生まれてから自宅でAirbnbというサービスを使って民泊ホストをやっています。
家を掃除したり片付けたりするだけで、お金がもらえて評価されてお客様に喜んでもらえるというのは主婦にとってとても良い仕事だと思っています。
里親になる
里親というと子どもを育てるというイメージが強いかと思いますが、養子縁組とは異なり、短期や1週間以内のショートステイのみの受け入れなどもあります。
お金ももらえるので、ボランティアではありません。
家事(掃除や料理)や育児を仕事にするために必要な資格は?
家事や育児を仕事にする為に必要な資格は、仕事によって異なります。
必ず資格ないと働けない仕事は少ないので、出来る範囲で取れる資格の取得を目指しましょう。
資格は必須ではない
多くの仕事において資格があると有利ですが、必須ではありません。長年の家事育児の経験さえあれば十分に仕事として活躍できますよ!
仕事によっては必須の資格
仕事によっては資格がないと働けないものもあります。
保育士
保育園やこども園などで保育士として働くためには保育士の資格が必要です。ただし、保育補助として雇用される場合は資格は不要になります。ただし、保育士と比べると条件は悪くなります。
幼稚園教諭免許
幼稚園の先生になるためには幼稚園教諭免許が必須になります。保育士の資格で働ける場合もありますが、多くの幼稚園では免許を持っている人を募集しているようです。
あると有利な資格
働く上で以下の資格は必須ではありませんが、資格を持っていると就職に有利な場合もあります。
調理師免許
調理師免許は飲食店で働く上では必須ではありません。しかし、企業によっては調理師免許保持者を募集していたり昇格の条件だったりもするようです。
家政士検定
家政士検定とは、家庭における家事や生活支援に関する知識・技能を認定する検定試験のことです。
家政士検定は、一般社団法人日本家政士会が実施しています。家事代行サービスや家政婦として働く場合は持っておくと有利でしょう。
整理収納アドバイザー
整理収納アドバイザーとは、個人や家庭のものの整理や収納についてアドバイスを行うための資格です。
一般社団法人日本整理収納協会によって認定されており、講座や試験を受けることで取得することができます。資格を取得することで、整理収納アドバイザーとしての活動ができるようになります。
いくら稼げる?家事を仕事にした時の給料・時給・報酬
家事や育児を仕事にした場合いくら稼げるのか気になりますよね。それぞれの給料や報酬についてご紹介します。
家政婦の給料
家政婦の給料は、地域や雇用形態、経験年数などによって異なります。一般的には、時給制や日給制で働く場合が多く、平均的な時給は1,500円〜2,500円程度です。また、正社員として雇われる場合は月給制で、月給20万円〜30万円程度が相場となっています。
家政婦の仕事は、依頼内容によって仕事量や内容が異なり、家事や介護などを含めたライフサポート全般にわたる場合もあるため、報酬には幅があります。
家事代行サービスの時給や報酬
家事代行サービスの時給や報酬は、サービスを提供する企業やサイトによって異なります。時給制や日給制で働く場合が多く、時給1,000円〜2,500円程度が相場とされています。ただし、地域やサービスの種類、雇用形態などによって、時給や報酬は変わることがあります。
家事代行サービスでの仕事は、掃除や洗濯、料理、買い物、ペットの世話など、依頼内容によって仕事量や内容が異なるため、報酬には幅があります。また、スキルや経験によっても、報酬は異なることがあります。
indeedの調査によると家事代行の平均時給は1,299円、平均月給は261,844円となっています。
出典:日本での家事・清掃代行スタッフの平均給与|indeed
片付けのプロの時給や報酬
片付けのプロの時給や報酬は、地域や実績、経験年数、サービス内容によって異なります。
一般的には、時給制や日給制で働く場合が多く、時給2,000円〜5,000円程度、日給制の場合は1日2万円〜3万円程度が相場とされています。
また、片付けや収納のアドバイスやコンサルティング、整理収納グッズの販売などの付帯サービスを提供する場合もあります。
ベビーシッターや保育士の時給や報酬
ベビーシッターや保育士の時給や報酬は、地域や雇用形態、業務内容によって異なります。
ベビーシッターは時給1,500円〜3,000円程度で、パート・アルバイトの保育士は時給1,000円〜2,500円程度です。
正社員の保育士の場合は月給20万円〜35万円程度となります。
ベビーシッターや保育士は、実務経験や資格の有無によって時給や報酬が異なることがあり、夜間や土日祝日に勤務する場合に時給が上がることもあります。
indeedの調査によるとベビーシッターの平均時給は1,858円、平均月給は374,469円となっており比較的高い傾向にあります。
どっちが大変?家事と仕事を両立させる方法
家事や育児と仕事はどっちが大変なのかはよく議論になる話かと思います。答えなんてないですよね。ケースバイケースだし、人によって感じ方は違うし、どちらも大変ですよ。
どちらが大変かを競うのではなく、どうすれば楽にできるか考えた方が良くないですか。
ただ、幼い子どものお世話は想像以上に本当に大変ですよ。これ以上大変な仕事ってなかなかないんじゃないかと思います。
下手したら人が死んじゃいますし、夜寝れなかったり、トイレ行ったり、食事したりする時間も取れなかったりします。
主婦の家事や育児を換算するといくら?
家事や育児をお給料に換算するといくらになるかは、何をどこまでやっているかによって異なるでしょう。
indeedの調査によると、家事・清掃代行スタッフの年収は3,698,279円となっています。また、ベビーシッターの年収は5,288,980となっています。
専業主婦の方はこれらを全て1人でやっているのだから、かなりの高額もらっても良い気がしますけどね!
出典:日本での家事・清掃代行スタッフの平均給与|indeed
まとめ 家事も仕事もどっちも大変!主婦のスキルは仕事になる!
ずっと家事や育児ばかり続けていると、もう普通に働けないのではないか、自分には価値がないんじゃないかと思っちゃいますよね。
そんなことありません、家事育児は立派な仕事ですし、主婦として身につけたスキルには価値があります。
家事代行サービスや保育関連の仕事などの需要は高まってきているはずです。
家事育児がひと段落したら、身につけたスキルを活かして働いてみてはいかがでしょうか。