楽曲制作者から見た「よさこい」のおもしろい点

YOSAKOI

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■万人に開かれたステージ

九州内のお祭りで言うと、
最大と言われている「YOSAKOIさせぼ祭り」で
7500人の踊り子が集まり、期間中の観客動員数は26万人とのこと。
※数字は下記URLを参照しました
www.dreamgate.gr.jp/knowhow/localbrand/id=1168

そんな規模のステージと音響で自分の曲を流してもらえるなんて、
そうそうできることではありません。

プロが作ったステージで、かつ大音量だと、
良くも悪くも自分の作品の出来がよく解ります。

■何度も何度も繰り返し曲を聞いてもらえる

練習に始まり、実際に本番のステージで披露するまで、
何度となく曲を聞いてもらえます。

チームの皆さんに気に入っていただける曲を作るのは当然ですが、
「何度も聞くうちに、さらに好きになる」ということもあるようです。

曲中に歌を入れている場合、
踊りながら力一杯歌って下さっているのを見ると感無量です。

■自分だけでは決して創れない曲ができる

そもそも、
「和調(じゃない場合もある)」
「ダンスミュージック」
「4分程度の長さ」
上記3つが主な特徴で、
踊りが飽きないよう構成に過度なメリハリがあり
音楽としてちょっと特殊な構造です。

さらには、チームさんからの依頼を受けて創るため、
思わぬ化学反応が起きることが良くあります。

依頼の内容としては、

『何分何秒~何分何秒までは盛り上がって、そこから静かに~』
という具合に構成を指定するもの

『こんな楽器を使って欲しい』『ロック調に』『ラテン風に』
という具合に音色やリズムを指定するもの

『大海原をイメージして』『神話をモチーフに』など、
雰囲気や込められた想いを指定するものがあります。

音楽の知識に疎い方とお話していると、
正直言って「まじか!!そんなの無理やろ!!」
と思ってしまう注文もありますが、
やってみると意外にイケることがあるのもまたおもしろいところです。

以上、よさこい作曲家から見たYOSAKOIのおもしろい点でした。

ちなみに、そんな曲はこちらから聞くことができます。

bit.ly/1Kot3Eb

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