音楽やってる人が「いやー音楽じゃ食えないしね～」って言うの聞くけど、誤；「音楽じゃ食えない」→正；「(あなたの)音楽(に対する努力と才能)じゃ食えない」だよ、音楽のせいにすんなよ、と心のなかで思っている。言うとアレなので言わんけど(笑) 当然、自分にも当てはまる。もっと稼ぐぞ！
— 山口隆博(よさこい作曲家) (@kdmsz) 2017年10月7日
いつものように、
自分が一番イタイであろう、
偉そうなことを言ってのけました。
「へー、で、あんたどうなの？」
と言われそうですが(笑)
あなたが今稼いでいるお金は、
世の中に貢献した額と等価
みたいなことをどっかで聞いたな。
ちょっとソワソワしだして、
補足を投下。
音楽に対する努力やセンスっつーのは「作品の質を高める」と「どこでどうお金にするか(マネタイズ)を考える」っつーのがありますよね。その辺、キンコン西野の「革命のファンファーレ」を読んだら言い訳ができなくなるので読まない方が良いですよマジで。ほんと読んだらダメですよ絶対！(推薦)
— 山口隆博(よさこい作曲家) (@kdmsz) 2017年10月8日
更に補足。「音楽に使われるお金が減っている」という外的要因は一旦置いといて「自分自身がやれることを全部やってるのか？」ということですね。で仮に「音楽に使われるお金が減っている」としても「お金を使ってもらえる音楽(サービス)」を考えればいいわけで。それを考えない自分の責任、と。
— 山口隆博(よさこい作曲家) (@kdmsz) 2017年10月9日
僕は自分の「音楽のレベル」はそんな高くないと自覚してますが、その中で自分ができることをやってます。今まで「この人イマイチだな」って思う方が音楽で食っているのもたくさん見てきました。結果、「できる」と思ったらできるし「できない」と思ったらできない、ということなんじゃないかな、と。
— 山口隆博(よさこい作曲家) (@kdmsz) 2017年10月9日
それを受けて、
僕の周りのミュージシャンの方々も。
「自分自身がやれることを全部やってるのか」
結局ここに落ち着くんだよね。これは「やれることを探す、増やす、広げる」ってのも含まれてて。
上を目指すならなんとなくやってるだけじゃ厳しいから、やれることを探して実行することを常に意識して活動しないとね……！ t.co/BPkCR4ZqBC
— Yuuki@10月16日 新宿Zirco (@karezi) 2017年10月9日
タイムリーに
同じような話題があがってたので。
音楽で食う難易度って大きく２つあって、音楽が必要な人に届ける場合と、音楽が必要じゃない人に届ける場合。前者はゲームや映像など、音楽がないと成り立たないところ。後者はアイドルやバンドなどのアーティスト。本来必要じゃない人に興味を持ってもらわないといけない。こっちのほうが難易度高い。
— こおろぎ (@Kohrogi34) 2017年10月8日
前者で成果を出していければ、焦らず後者の活動が出来るけど、後者中心の活動から前者の成果を出すのはなかなか厳しいかな。
両立は『前者側』からしか攻める方が現実的だと思う。
そして【必要とされること（場所、時）】を考えるのは、この時代とても重要なポイント。 t.co/4ajKqi9I8v
— 川縁清志／社会貢献型音楽レーベル代表 (@hitomiriry) 2017年10月8日
まず、「音楽で食っていく」って言った時に、
「自分がやりたい音楽で生計を立てていく」
って思っている人が
非常に多い気がするんですが、
皆さん、いかがでしょうか？
お金を稼ぐには、
・ものを作って売る
・自分の時間を売る
・知識を売る
という方法がありますが、
音楽においても、
方法はいろいろあると思います。
「自分がやりたい音楽＝食えない」
と言っているわけではありません。
『商売をする』と考えた時に、
他の職業だと当たり前の
「需要と供給」が
こと、音楽においては
すっぽりスポスポ見落とされている気がするんですよね。
いわゆる、
「ヒットチャート」
を賑わせているスターの方々だって、
自分がしたいことだけをしているわけではないと思います。
もしくは対価として物凄い努力をされている(ハズ)。
いや、僕はそういう知り合いいませんが、
情熱大陸とか見ててもそうでしょ？
あ、薄い裏付けですみません(笑)
せっかくメジャーデビューしたのに、
自らインディーズに行く方々が少なくないのもそういうことかと。
じゃ、どうすればいいのか、と。
「好きな音楽じゃ食えないのか？」と言われれば、
「そうかもしれない、そうじゃないかもしれない」
としか言いようがりません。
それは、人の好みはそれぞれなので、
Aさんの成功事例がBさんに当てはまるとは言えないからです。
しかし、やらなきゃ始まりません。
・自分がやりたい音楽
・その中で他人に価値を提供できること
・自分がやりたくない事
を書き出して、次から次に潰していくしかありません。
しかし、そういう話をすると、
「いやいや、僕のレベルじゃお金稼げません」
という人がいますが、
本当にそうでしょうか？
例えば、あなたよりも技術が未熟な人に
1時間￥1000で「初心者向けギターレッスン」とかやったらどうでしょう？
「いや、俺はライブがしたいんだ」
というのであれば、
その生徒さんをライブのお客さんにすることを見据えて
レッスンをしていくという考え方もできるかと思います。
行き当たりばったりで活動をしていくよりも、
よっぽどコアなファンを作ることができるかと。
とにかく、
「音楽で食う」＝「メジャーデビュー」
という思考停止から脱却し、
「明日から始められる音楽の仕事」で、
少額でもいいから稼げばいいんです。
ほんと、￥500でもいいから。
で、掲げる目標は、
「メジャーデビューしたい」とかじゃなくて、
具体的な数字で上げること。
「メジャーデビュー」を例に上げましたが、
自分でコントロールできない要素が多い目標より、
コントロール可能なもののほうが達成しやすい、
という話しですね。
例えば、「月収30万円」とか。
そうすれば、
「CD売ったら○○円」
「オーディオストックで○○円」
「教室やって○○円」
で、合計○○円、足りない分はどう稼ごう？
みたいに、計画が立てやすいです。
先に挙げたツイートの中にもありましたが、
要は「自分がやれること全部やってるのか？」という話し。
「CDの売上が減っている」と、よく言われますが、
逆に、Spotifyなどの
「音楽配信サブスクリプションサービス」
の売上は上がっています。
ライブの収益も増えている。
CDに使われなくなったお金は、
すべて音楽産業以外に逃げているのでしょうか？
そして、少なくとも、10年前と比べると、
個人が音楽を作って売れる環境は、
圧倒的に良くなっています。
その辺全部使い倒してやりきって、
恥も外聞も投げ捨てて、
そこまでして音楽に取り組んでもダメなら仕方ない。
でも、そこまでやってるのか？
いや、まだまだやれることあるよね？
と、常に自分に言い聞かせながら
音楽に取り組んで行く所存でございます。
皆さん、音楽で稼いで幸せになりましょう。
偉そうに書いてきましたが、
いってる僕も、まだまだです。
この記事が説得力持つように、
もっと稼ぐぞー！
記事を書いている人
山口隆博(やまぐちたかひろ)
2004年からYOSAKOI作曲家として九州を中心に全国各地に楽曲を提供。
九州最大規模のYOSAKOI祭り「YOSAKOIさせぼ祭り」では多くの楽曲提供チームがファイナルステージへ進出(参加約200チーム中上位20チームのみが演舞できる決勝ステージ)。各地のお祭りにて受賞、入賞多数。
無料のYOSAKOI楽曲配布中
https://kodomosize.net/?p=6609
制作実績
・TBSラジオ「たまむすび」
竹山ガムテープ買ってきてコーナー祝日Ver.BGM
・フジテレビ「新しいカギ」
静かにせいや 和風掛け声素材提供
・映画「麻雀放浪記2020」
掛け声音声素材提供
・スマホアプリゲーム「寿司Fever!!」
掛け声音声素材提供
http://ma-ru-co.jp/news/news042.html
・テレビ東京「青春高校3年C組」
リップシンクコーナーBGM歌唱
・福岡県久留米市ゆるきゃら「くるっぱ絵描き歌」
編曲、レコーディング
・スマホアプリゲーム「おしゅしだよFever!!」
掛け声音声素材提供
http://ma-ru-co.jp/news/news059.html
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