Airbnbの民泊ってホームスティとどう違うの?という疑問を持つ方も多いかと思います。
我が家の民泊では積極的にゲストと交流しているので、限りなくホームステイに近い形で民泊を運営しています。
民泊ホスト歴6年を超える私が、Airbnbの民泊とホームステイの違いに付いて考えてみました。
食事提供の有無が違う
ホームステイは基本的に食事提供あり
ホームスティは基本的に朝・夜の食事を提供しなければいけないようです。
外食した時はゲストが自分で払いますが、家に居るときは家族と同じように朝夜を一緒に食べます。朝のみの提供でもよいというサイトも一部ありました。
Airbnbの民泊は食事なしも全く問題なし
ホームスティは最低一日一食以上は提供しなければいけないのに対し、Airbnbにおける食事提供は自由にホストが決めることが出来ます。
Airbnbの民泊では、食事をゲストに1日3食提供してもいいですが、全く提供しなくてもよいのです。
多くのホストは全く食事を提供していない気がします。我が家の場合も基本は素泊まりです。ですが、我が家では、ほとんどの場合、朝食を出したり、夕食を出したり、おやつを出したり、一緒に外食をしたりします。
こっちの都合はゲストの都合によって提供したりしなかったりですが、最低でも一回はこちらから食事に誘っています。
気分によってサービスで行うAirbnbゲストへの食事提供は負担にもならないし、とても楽しいですが、ホームスティは食事の提供が必須となるので料理が好きではない私には負担が大きすぎるなと思いました。
報酬が違う
ホームステイの報酬は少ないまたはボランティア
ホームスティもAirbnbと同様に、ホストに対して報酬が支払われるようです。ですが、多くのサイトでは金額が明確に書かれていませんでした。
多くの場合報酬は少なく、ほぼボランティアのようなので、収入目的でホームスティを受け入れる人はいないようです。
Airbnbの民泊の報酬は自由に設定可能
これに対してAirbnbでは金額をホストが自由に設定することができ、条件によっては高額を付けることができます。我が家の場合は一泊2000円前後の宿泊料で、食事を提供したり送り迎えなどをしても特に追加料金はもらっていません。
あるホームスティのサイトでは朝食付きで一泊2500円と書いてあったので、我が家の場合は、ホームスティとあまり変わらない料金な気がします。
ゲストとのコミュニケーションが違う
ホームスティとAirbnbの大きな違いはコミュニケーションの頻度だと思います。
ホームステイは家族のように毎日顔を合わせる
ホームスティはゲストを家族と同じように接します。
Airbnbの民泊は全く会わない場合もある
Aibnbでは単に部屋を貸すだけでもよいので、全くゲストと顔を合わせないホストもいます。
我が家の民泊では、特に一人であまり予定もなく滞在しているゲストとは一緒に遊びに行ったり、家族のように過ごします。忙しく観光しているゲストともできるだけ時間を見つけてコミュニケーションを取ろうとします。我が家の場合はこの点では限りなくホームスティに近いと思います。
ゲストとホストのマッチング方法が違う
ホームスティは仲介する団体がマッチングに大きく関わる
ホームスティは間に入るNGOなどの団体がマッチングに大きく関わるようです。ホームスティを受け入れ希望のホストは、その団体からの訪問があったりするようです。
ホームスティの方が安心だと思う人は多いのかもしれません。ですが、手数料も高そうだし、いろいろと手続きに時間がかかりそうで面倒そうだなと思いました。
Airbnbの民泊はネット上でマッチングが完結する
Airbnbはサイト上でゲストとホストが自由にやりとりしてゲストはホストを決めます。また、ホストもゲストを受け入れるかどうかを決めることが出来ます。
ちなみにAirbnbの手数料はゲスト側から10パーセント前後、ホスト側から3パーセントです。こういったネット上のサービスの中では安い方だと思います。セキュリティの面もAirbnbでは、パスポート情報提示などの認証確認もあるので、手間をかけずに安全も確保できると思います。
Airbnbとホームスティ、違うところはいくつかありますが、我が家にとっては限りなく近いなと思いました。
我が家にとってのAirbnbは“手間をかけずに、自由に気軽にできるホームステイ受け入れ”って感じですね。