【民泊で小規模事業者持続化補助金を申請して採択されました】我が家の民泊(福岡)についての詳細と今後の展望を大公開!

こんにちは、民泊ホストやWEB制作の仕事を在宅で行っている2児の母atsukoです。「おっぱいのすべて」という本を書きました♪

先日、始めてから今年で6年目、去年から私の事業としてやっている我が家の民泊についての補助金(小規模事業者持続化補助金)を申請しました。※2021年4月に申請していた補助金が採択されました!

その際に作った事業概要の一部をブログでもご紹介します♪(申請書用に書いたのでちょっと文章は固いですが・・・笑)

商工会議所の方のお力もお借りして、民泊事業についてわかりやすくまとまりまったと思っています。

補助金申請は、自分の事業を見直して、今後の事業計画を考えるとても良いきっかけとなるのでオススメですよ〜!!

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客室料金・設備

①個室 × 1部屋(トイレ、お風呂、ミニキッチン付)・・・1人1泊1,800円〜※(最大2名)
  →プライベートを保ちつつ私たちホストと交流を取れることで人気。

我が家の個室の写真
個室の写真

②シェアルーム × 1部屋(お風呂付)・・・・・・・・・・1人1泊2,000円〜※(最大3名)
  →トイレ、キッチンはホストと共用。積極的に交流希望のゲストに好評。

我が家のシェアルームの写真

民泊サイトAirbnbのシステムで、需要・供給・設備・立地などにより最適な金額が上下する。
※清掃料として1滞在1部屋につき別途3,000円。

事業内容

  • 福岡県久留米市の自宅兼事務所にて民泊を営んでいる。家族で経営しており、夫婦と子ども2人で世界中からのゲストを受け入れている。
  • 「日本人はいい人、日本に、久留米に来てよかったと」思ってもらえるように接している。近隣の住民にゲストを紹介するといった周辺地域への配慮や、外国人と交流したいという地域住民と日本人と交流したいゲストのマッチングも不定期にボランティアで行っている。
  • 民泊ホストは「自宅に居ながら家事を仕事に出来るという子育て中の母親にとって最高の仕事」であり、ゲストとしての民泊利用は素晴らしい体験が出来ると思い、民泊に興味を持つ方への紹介や説明をブログや口頭で積極的に行なってきた。民泊ホストは設備や家族の理解が難しく多くの方が諦める中、紹介して実際に民泊ホストを開始された方は、確認できるだけでも2人、ゲストとして民泊利用を始めた方は5人以上。
  • 災害発生時には、Airbnbのオープンホーム(緊急避難用に一時的に無償でお部屋を提供)として登録。実際に熊本地震の際に、地域住民2名を無料で受け入れた。
Airbnbのプロのカメラマンに撮ってもらった写真
まだ子どもが一人だった時に、Airbnbのプロのカメラマンに撮ってもらった写真

きっかけ

もともと海外旅行や国際協力に関心がある代表が、慣れない土地に移住し妊娠・出産。子育てしながらの外出や仕事の難しさ、また孤独を日々感じていた。

自宅に居ながら国際交流ができ,収益にもなる民泊という事業を知り、登録。


すぐに予約が入った為、物置だった部屋を掃除して開始。ゲストにもとても喜んで頂け、私たち家族にとっても素晴らしい体験が出来たため、徐々に登録情報や設備を充実。

家族写真

事業方針

海外がより身近になった一方、旅行などで現地のリアルの生活に直接触れる機会はとても少なく、インターネットの普及により多くの情報を入手できるようになった一方で、国籍や宗教に対する偏見やイメージによる分断を感じる。

民泊という事業を通して、様々な背景を持つ人と人が直接生活を共にすることによって得る相互理解は大きい。滞在した外国人と地域住民とを繋げることによって、地域社会から異なる地域や国に対する相互理解を広げていく活動を目指す。

民泊ゲストとの交流の様子
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集客

予約は全て民泊予約サイトAirbnb経由で、韓国、中国、マレーシア、タイ、シンガポール、フランス、アメリカ、フィリピン、ロシア、イスラエルなど世界各国から予約が入る。

Airbnb掲載の民泊のほとんどが「宿泊施設の写真」をメインに表示させている中、我が家は「家族の写真」をメインに表示させ、私たち家族と過ごしたい人を主に集客している。

市場動向

2013年以降、訪日外国人旅行者が急拡大する都心部を中心に民泊が急速に広まった。しかし、当初の民泊物件は旅館業法による営業の許可を取らない違法な物件が多く、治安や騒音に対する懸念が強まることになる。

2018年6月の住宅宿泊事業法施行で登録義務化や年間営業許可数180日以内などとする規制が導入され、採算重視だったオーナー中心に営業継続が困難になったとみられる。

法施行直後の2018年6〜7月の民泊を利用した訪日外国人の延べ宿泊者数は全体の1.5%まで減少したが、2019年4~5月には全体の3.5%まで回復しており、今後もゆっくりではあるが回復が期待できる市場である。

顧客のニーズ

我が家に訪れるゲストの割合は外国人旅行者が約9割・日本人旅行者が1割である。「現地の日本人と交流したい」「格安で長期滞在したい」「簡単な自炊をしたい」「九州各地に観光に行きたい」といったニーズがある。

我が家は九州のほぼ中心部にあるため、九州各地へのアクセスが便利である(左図参照)。特に外国人観光客は電車のフリーパスを用い、福岡、熊本、長崎、大分(由布院、別府)など各地に日帰り観光している。
 
昨今、国内においてもAirbnbの認知が高まり、日本人の利用も増えてきている。福岡中心部からも1時間程度の立地であるため、福岡中心部で大きなイベントが開催され、ホテルが満室になった時の需要もある。

九州の地図と我が家の立地


 幼い子連れの家族で1週間以上滞在したい、単身で数ヶ月滞在したいなどの問い合わせもあるが、設備が十分でないことを理由にメールで説明し受け入れを断ってきた。(古い民家を使っている為、トイレやお風呂が古く、机・椅子・十分なキッチンなど、長期滞在に十分な設備がない為。それでも良いから滞在したいと言われた時のみ一部受け入れ経験あり。)

 また、ゲストの中には「プライベートを確保したい」「私たちホストと交流はしたくない」と考える方もいらっしゃる為、そういった方とは距離を置いて接している。

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強み

我が家の強みは以下の3点である。
①車での送迎していること(荷物が多く、慣れない土地を訪れたゲストから好評)
②家族ぐるみでおもてなしを提供していること(交流目的のゲストから好評)
③過去のレビュー評価の高さ(過去のレビューの高さから新規予約獲得へと繋がる)

ゲストの希望や予定があれば、滞在中にゲストと一緒に食事をしたり、外出したりしている。予約サイトAirbnbでのレビューは137件獲得し、評価は星5のうち4.8であり、高評価のホストのみに与えられるスーパーホストの称号を何度も獲得している。

スーパーホストの認定

過去のレビュー

※137件中一部紹介。Airbnbのプロフィールより全レビュー確認可能

・今まで滞在した中で 一番アットホームなところでした!

・すごく優しいホストファミリーで4日間の滞在期間を快適に過ごさせていただきました。ゲストハウスの周辺にコンビニやスーパーがあるので便利です。

・久留米駅まで車で迎えに来てもらいました。荷物が多かったので非常に助かりました!ありがとうございました! 近くの美味しいラーメン屋さんを教えてもらって行きました。本当に美味しかったです^ ^ 今回は一泊二日だったので次回はもっと長い日数泊まってさらに色々なお話がしたいです!楽しかったです!

・これは滞在するのに素敵な場所です。私たちはこの場所に2日間滞在しました。少し小さいですが、清潔で設備が整っています。ホストカップルは親切で、関連情報を提供してくれました。静かで落ち着いた街で、古民家を体験したい方にオススメです。また行ったら訪れるのが大好きです。(※原文韓国語より自動翻訳)

・妻と私が山口の家に泊まったのは今回が2回目で、前回と同じ素晴らしい経験でした。会話や交流はとても楽しかったです。久留米は日本の他の都市と比べると有名ではないかもしれませんが、ここに数日間滞在して街を探索すると、私たちと同じように街の素晴らしさを発見できると思います。山口家をはじめ、この街でたくさんの素敵な人と出会いました。街のはずれにブルーベリー農園があり、夏は水まつり、ラーメンや焼き鳥など美味しいものがたくさんあり、何より温かくフレンドリーな人たち。久留米への訪問を強くお勧めしますが、ここ山口家から始めれば、街のことをたくさん知ることができます!(※原文英語より自動翻訳)

今後の展望

新型コロナウイルス感染症の影響で、プライベートを保ち、自炊ができる環境での長期旅行者は増加すると考えられる。

今後外国からの入国緩和に伴い宿泊施設の需要の増加に備え、ゲスト自ら洗濯や冷蔵庫の使用やセルフチェックインの環境を整備するなど、コロナ対策とプライベート環境を保てる宿泊施設作りを行い新たな売上獲得を図る。

さらに、今後増加が期待できる日本人旅行者や、自由な場所で働くノマドワーカーの予約を増加させるための取り組みも行う。

今後予約数が増えた場合、今まで自ら行っていた清掃業務を「子育てしながら働ける仕事」として、幼い子どもを持つ母親の雇用を新たに作りたい。

今はコロナでお客さん0が続いていますが、コロナに対応した形にリフォームしてまた頑張りたいと思います!Airbnbでの私のプロフィールはこちら

この記事を書いた人
atsuko

在宅で民泊ホストやWEBやチラシなど制作・管理・ライティングなどがお仕事。作曲家の夫と6歳と9歳の姉妹と共に福岡県久留米市在住。2009年、WEBデザイン技能検定2級取得。2012年8月、第77回ピースボートに乗船し地球大学受講。2015年〜民泊サイトAirbnbのスーパーホストのステータスを10回以上獲得。2018年、電子書籍と紙で「おっぱいのすべて」を出版。グリーンコープの組合員歴10年以上、活動組合員歴7年以上。地域委員、副地域委員長、福祉委員などを経て、現在、久留米支部常任委員。

民泊ホスト
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